メンヘラサラリーマンのための休職ロードマップ

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こんにちは。muuuです。
うつ病で休職、復職、退職し、未経験から現在フリーランスWebエンジニアをやっています。令和はメンヘラが活躍できる時代だと信じていま..

メンタルヘルス(うつ病など)で仕事が辛い。
休職したいけど周りの目が気になってしまう。
休職するために何か準備することってあるのかな?
休職期間中の収入はどうなるの?

本記事では上記のような疑問に答えていきます。

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【本記事のテーマ】

メンヘラサラリーマンのための休職ロードマップ

【本記事の概要】

  1. そうだ 心療内科、行こう
  2. 休職の手続きと確認事項
  3. 休職期間中の収入と支出
  4. メンタルヘルスと向き合う
  5. 休職期間満了後に退職しよう

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【記事の信頼性】

約11年インフラエンジニアとしてサラリーマンをしていました。
うつ病で2度の休職、復職、そして退職しました。現在は未経験から独学でフリーランスWebエンジニアをやっています。

【読者の皆さんへの前置きメッセージ】

本記事は、現在絶賛メンヘラサラリーマン中の方に向けて書いています。自分の経験が少しでも役に立つといいなと思っています。

それでは、早速見ていきましょう。

1. そうだ 心療内科、行こう

ソファに腰掛けた2人の女性が話している様子の画像です
心療内科、精神科のどちらかを受診します。メンタルヘルスは寛解(全治とまでは言えないが、病状が治まっておだやかであること)までに時間がかかります。年単位です。数ヶ月で改善する方(初期状態または合う薬がすぐに見つかり良くなるケース)は稀です。
以下の症状に身に覚えがある方は早めに受診しましょう。

  • 夜眠れない朝起きらない
  • 目が覚めたとしてもベッドから起き上がれない
  • 会社に行かなくちゃと思うのに身体が動かない
  • 会社に行けたとしても変な頭痛が続く
  • 肩こりが酷くて1日中痛みを感じたり寝ても改善しない
  • 食後でもないのに吐き気がする
  • 突然動悸が激しくなる
  • 緊張しているわけでもないのに手が震える
  • 気付くと手汗がひどい
  • 書類を読んでも読んでも頭に入ってこない
  • 会話している相手の言葉が頭に入ってこない
  • 集中できない、落ち着かない
  • 話したい内容が突然分からなくなる
  • 話している途中に頭が真っ白になる

正直仕事どころではないけれど、仕事だからこそ踏ん張らなくちゃ、自分がやらなくちゃと思っていませんか?もしそうなら会社に行く前に病院に行きましょう。会社は自分が居なくてもなんとでもなります。それがサラリーマンです。

私が心療内科にたどり着くまでに行った病院は、内科、総合内科、胃腸内科、耳鼻科、歯科、形成外科、婦人科、整体、カイロプラティック、もう一回内科行ってからの心療内科です。気になる所は全部行ってできる検査は全部してもらいました。でも数値は至って健康でした。相当お金かけました。最後は問診だけでうつ病と言われても信用できなかったので、光トポグラフィーという脳波を調べる検査もやりました。

▼光トポグラフィー検査にご興味のある方はどうぞ
新宿ストレスクリニック

2. 休職の手続きと確認事項

書類にサインを書き込んでいる画像です
メンタルヘルスの状態でいきなり退職することはおすすめできません。理由は病気のせいで判断力が鈍っているからです。勢いで退職して後になってやっぱり辞めなければよかったと思う前に、一度考える時間を作るための「休職」を選択してください。焦らなくてもいつでも退職できます。それがサラリーマンです。
休職するにあたってやらなければならないことは以下の通りです。

  1. 休職期間中の待遇確認
  2. 診断書の提出
  3. 業務の引継ぎ
  4. 休職の手続き
  5. 傷病手当金申請書の作成・提出

簡単に説明します。

1. 休職期間中の待遇確認

休職中の待遇は会社によって異なります。就業規則に必ず書いてあるので確認しましょう。
ポイントは以下の3点です。

  • 休職期間中の給与支払いの有無
  • 社会保険料の支払い方法
  • 休職期間中の連絡先

休職期間中の給与支払いの有無

最初の2ヶ月は給与を100%支払ってくれる会社もあれば、休職期間中は一切給与は支払わないという会社もあります。それによって傷病手当金の申請をいつからするかが変わるので必ず確認しておきましょう。

社会保険料の支払い方法

社会保険料(健康保険、厚生年金、雇用保険など)の支払いについては毎月会社に振り込むのか、休職明けに一括で支払うのかなど事前に確認しておくと安心です。

休職期間中の連絡先

休職期間中は毎月傷病手当金申請書についてやりとりが発生します。会社のルールによりますが、月一で状況報告が必要だったりもします。月に1、2回程度のやりとりであっても意外とプレッシャーを感じます。休職期間中は会社支給のPCや事務所のセキュリティカードなどを返却する場合も考えられます。休職期間中の連絡手段としてメールを使う場合、セキュリティの厳しい会社ではフリーメール(GmailやYahoo!メールなど)では送受信ができない場合もあるので、事前に送受信確認をしておきましょう。

2. 診断書の提出

診察の際「休職しようと考えているので、診断書を書いてもらいたい」と伝えます。既に病院に通っている場合はすぐに書いてもらえると思いますが、まだ一度も病院に通っていない場合、稀に初診では診断書を書けないと言われることがあります。病院は長期間通うことになるので、家の近くや電車で出やすい駅など無理なく通える場所を選ぶようにしましょう。

3. 業務の引継ぎ

業務の引継ぎは必須です。自分が抱えている残タスク、情報共有は出来る限り書面に残して引き継ぐと良いです。口頭で伝えてしまうと相手も人間なので忘れることもあります。休職期間中に仕事の電話は取りたくないですよね。休職期間中に郵送する手間と会社から電話がかかってくるストレスを避けるため、会社支給の備品(社章や印鑑、社員証、セキュリティカードなど)も予め会社のロッカーなどに置いておくと良いです。ロッカーの中の私物は持ち帰り、鍵は預けたりして上司がいつでも開けられる状態にしておくと良いです。

4. 休職の手続き

休職の手続きは基本、診断書を提出し休職期間が開始した頃に行います。秘密保持の誓約書や条件合意の書類など会社によって異なるので、事務的にこなしてください。休職の手続きの際に渡される書類はしんどいですが一通り目を通し、分からないことや気になることは出来るだけ確認しておきましょう。

5. 傷病手当金申請書の作成・提出

会社から給与の支払いが無くなっても、傷病手当金という健康保険によるお金がもらえます。傷病手当金申請書については次の章で詳しく解説します。

3. 休職期間中の収入と支出

部屋の中に立っている女性がスマホを操作している様子の画像です
休職期間中の収入と支出は以下の通りです。

【収入】
・会社からの休職手当
・全国健康保険協会からの傷病手当
【支出】
・社会保険料
・診察代、薬代
・生活費

休職期間中の収入については会社によって休職期間開始数ヶ月間は会社から継続的に給与の何割かを支払ってもらえる場合もあれば、休職期間開始初月から給与支払いがない場合もあります。
会社からの休職手当金などがない場合は健康保険協会の「傷病手当金」を申請しもらうことができます。大体直近の給与額の2/3程度です。もらえる期間は最長1年6ヶ月です。ただし、途中で復職した場合の期間も含まれます。

傷病手当金申請書について解説します。
傷病手当金申請書は全部で6枚です。申請書類の内容は以下の通りです。

傷病手当金申請書(4枚)
1枚目:自分で書く
2枚目:自分で書く
3枚目:お医者さんに書いてもらう
4枚目:会社に書いてもらう
貼付台紙(2枚)
1枚目:自分で書く
2枚目:身分証明書を貼付する

傷病手当金申請書の3枚目と4枚目、貼付台紙について詳しく解説します。

傷病手当金申請書 3枚目

3枚目はお医者さんに記入してもらう書類です。診察の際に受付で「次回診察までに傷病手当金申請書の記入をお願いします。」と依頼しましょう。理由は、休職開始から1ヶ月経過後毎に記入する書類だからです。診察日は書類を受け取るタイミングを考慮して決めた方が良いです。数ヶ月分まとめて申請することもできます。

傷病手当金申請書 4枚目

4枚目は会社に郵送し記入してもらいます。4枚目以外の書類が揃ったらまとめて郵送し、会社側で記入してもらった後、会社から健康保険協会(けんぽ)に提出してもらます。

貼付台紙

貼付台紙は身分証明書を貼付する用の書類ですが、1枚目は記入が必要です。身分証は申請の度に貼付が必要なので、まとめてコピーしておくと楽になります。

記入不備がないよう初回申請時の書類をコピーかデータを持っておくと良いです。申請書が受理されてから10日〜3週間以内くらいで指定の口座に振り込まれます。

4. メンタルヘルスと向き合う

夕焼けが広がる波打ち際で2人の女性が肩を寄せ合っている後ろ姿の画像です
結論から言います。「自分が病気であることを認める」ことが重要です。それができれば後は症状が現れた時に開き直るだけです。それでも、始めはなかなか「認める」ということが理解できません。メンタルヘルスの多くが「脳の機能不全であること」とメンタルヘルスにより判断力が低下しているため言いたいことは分かっても実際に理解するまでに時間がかかりました。ポイントは自分の思考を客観視することです。
参考までに、私が「自分が病気であることを認める」ために試したことを紹介します。
試したことは以下の3つです。

  • もう一人の自分のせいにする
  • もう一人の自分が現れた時は全てを諦め受け入れる(開き直る)
  • 処方薬との相性は自分で判断する

詳しく説明します。

もう一人の自分のせいにする

例えば、治療を開始した当初は起き上がることすらできなかったり、原因不明のざわつきで落ち着かなかったり、お風呂に入りたくても入ることができず情けない気持ちになって落ち込んだりしますが、そういう感情は「病気によって引き起こされている症状」です。これは自分の中にいるもう一人の病気の自分が現れている状態です。自分のせいではないことを認識しましょう。

もう一人の自分が現れた時は全てを諦める(開き直る)

病気の自分が現れている時はどんなに酷い状態であっても自分のせいではなく、病気の自分が引き起こしていること、だから「まーいっか!」思うようにします。「病気の自分」自体を受け入れることでそれ以上感情が落ち込まなくなりました。自分に期待すると返って辛くなるので、自分がいつもよりできた時に自分で自分を褒めると良いですよ。

処方薬の相性を自分で判断する

抗うつ薬は1〜2週間で効果が現れるものが多いと言われています。飲み続けても症状が改善しない場合は素直に伝えましょう。薬を飲み始めて変わったことや最近気になっている症状など些細なことでも何でもメモしておき、次の診察の時に伝えましょう。とはいえ、始めは何もできないのでとにかく休みましょう。

5. 休職期間満了後に退職しよう

繁華街に大きなリュックを背負った女性が立っている後ろ姿の画像です
もし、休職期間中に退職する決心をしたとしても、会社で決められている休職期間の満期いっぱいまで休んでから退職しましょう。
理由は以下の2つです。

傷病手当金の支給は支給開始した日から最長1年6ヵ月。
※1年6ヵ月の間に仕事に復帰した期間があり、その後再び同じ病気やケガにより仕事に就けなくなった場合でも、復帰期間も1年6ヵ月に算入される

病気やケガで会社を休んだとき「支給される期間」

体力の不足、心身の障害、疾病、負傷、視力の減退、聴力の減退、触覚の減退等により離職した者

特定受給資格者及び特定理由離職者の範囲の概要「特定理由離職者の範囲」

一度復職し、その後やはり体調が優れずこれ以上迷惑をかけられないと思って自ら退職することだけは避けた方が良いです。理由は、復職時に働いても大丈夫という診断書を書いてもらっているため退職時に会社に診断書を提出しないと病気で働けなくなったことを証明することができないからです。そうすると、単なる自己都合退社として扱われて待機期間3ヶ月を待たなければなりません。

まとめ

住宅街の道路の真ん中でご機嫌そうな男性がジャンプしている後ろ姿の画像です
まずはとにかく病院に行きましょう。そして、迷わず休職しましょう。休職中、自分にうんざりする時は開き直りましょう。全部ひっくるめて自分なんだと受け入れてあげることが大切です。時間をかけてゆっくりじっくり自分と向き合って、使い切ったパワーを溜めましょう。